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いとりん気まぐれパトロール231026<番外編:スワンパーク(酒田市)>

 2023年10月26日()晴れ。 いろいろ所用があり山形県酒田市の実家に帰省している。朝6時半ともなると家の上をクォークォーと飛ぶ白鳥の声で目を覚ます。シベリヤからやってきた白鳥たちが日本三大急流の最上川河口のスワンパークから餌場に向かうところだ。スワンパーク付近の川幅は約2kmだが、中州や沈所(ちんしょ:川に突き出た堤防のようなもの。上流から流れてきた砂を沈める所)の流れの穏やかな所が休憩地となっている。以前は餌付けしていたこともあり、数千羽の白鳥やカモたちが越冬していて賑やかだったが、鳥インフルエンザの流行以降は餌付け禁止となり、大分減ってしまったのは残念だ。

写真は、白鳥の様子と酒田の紹介。酒田から見る霊峰出羽富士・鳥海山(2230m)。10月初めに初冠雪があったそうだが、中腹はよく見ると紅葉して赤いのが分かる。また酒田市は江戸時代に北前船で栄えた町。日和山公園には北前船のレプリカが展示してあり、日本最古の木造灯台の一つがある。写真の風力発電機の後方には一万トン岸壁、その向こうは日本海となる。

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     遊泳       朝寝      白鳥の群れと白鳥雲

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    スワンパーク     鳥海山      日和山公園

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     北前船

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いとりん気まぐれパトロール231015<秋をさがしに>

 2023年10月15日()晴れ。 ようやく朝晩は涼しくなってきた。猛暑が続いたので秋はまだまだ先だなあ、と思わされていたのにふと気づき、箕面川ダム周辺に秋をさがしにでかけた。滝道のモミジはまだまだ青いままだが、ダム周辺では少しずつ秋の気配がしのびよっていた。

 政の茶屋からダムの上に出ると、目の前のナンキンハゼの紅葉が飛び込んできた。やはり自然は秋を感じていたんだなあと感心した。山に目を向けるとヤマザクラが茶色に紅葉していた。ダムの対岸では気の早いモミジが紅葉しはじめていた。

 そしてクマノミズキ。クマノミズキの赤いサンゴの上につく黒真珠の実を見たかったのだが、もう実は小鳥たちにすっかり食べられて、赤いピンクの花柄だけが残っていた!来るのが遅かった!残念至極。

 ビジターセンターに戻ると、アサギマダラが舞っていた。この蝶々は渡り鳥のように遠距離を渡る珍蝶で、秋には北からやってきて、九州や沖縄を経由して台湾や香港まで南下する。2,500km飛んだ例もあるらしい。一般のチョウは鳥は天敵だが、実はアサギマダラは猛毒を持っており、鳥たちもアサギ色のマダラ模様は猛毒だ、ということがDNAにインプットされているので襲われないそうだ。なのでそんな長距離でも安全に飛ぶことができる。自然は不思議だ。しばらくビジターセンターで見れるので興味のある方は訪ねてください。

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     ナンキンハゼ     ナンキンハゼ     カラカサタケ

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     ヤマザクラ     クマノミズキ     クマノミズキ  

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     秋の気配       秋の気配      アサギマダラ

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     アサギマダラ

 

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