いとりん気まぐれパトロール200704<番外編:羽黒山>

 2020年7月4日():曇り時々雨。5年ぶりに東北の修験道の聖地・羽黒山を参詣した。羽黒山は593年に第32代天皇・崇峻天皇の皇子・蜂子皇子(はちこのおうじ:聖徳太子の従兄にあたる)が開山した。私の庭にある箕面山瀧安寺を役行者が開いたのは658年なので、少し先輩ということになる。箕面山は仏教系だが羽黒山は月山(がっさん)・湯殿山(ゆどのさん)・羽黒山をご神体とする神道系の修行場である。

 まずは正面の随神門を入ると下りの石段が秡川まで続く。秡川の赤い橋からは右手に須賀の滝が見える。大きな一枚岩の石橋を渡って近づくと、ゴツゴツした不思議な岩肌を高さ30m位の細い滝が落ちている。その前には不動明王が祀られていた。

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 歩を進めると、巨木が目に入る。樹齢1000年超とも言われる「爺(じじ)スギ」で羽黒山内で最大最高の杉で天然記念物となっている。

 次は平将門が寄進したと伝わる高さ30mの五重塔。戦火で何度か消失し現在のものは再建されたものである。アレ?神道なのに五重塔?と思うかも知れないが、修験道は神仏混淆なので五重塔があっても不思議ではない。山頂の鐘楼とともに明治政府の廃物希釈による破壊を免れて残った貴重な遺産である。

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 このあたりから本格的な登り階段が始まる。2446段の階段の両側は樹齢500年の巨大な杉並木(天然記念物)が続く。

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 ようやく山頂(414m)到着。山頂の出羽三山神社は残念ながら修理中で足場に囲まれていて、よく見えなかったが、日本最大の萱葺屋根建築で国重要文化財になっている。近くには同じく萱葺の鐘楼がある。この釣り鐘は年末のNHKゆく年くる年に良く出てくるので、諸君も耳にしたことがあると思う。(写真は出羽三山神社、鐘楼、蜂子社)

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 山頂には奥の細道の松尾芭蕉の銅像と句碑もある。「涼しさやほの三日月の羽黒山」

芭蕉はここから月山に向かい「雲の峰いくつ崩れて月の山」と詠んだ。

 帰り道、秡川の近くで白い花を見つけた・・・と思ったのは間違いで、白いのは花ではなく葉っぱであった。今は「半夏生(はんげしょう)」の時期なので、半夏生(半化粧)が白くなったのでは?と思ったが、半夏生は「草」であり、このような木ではない。後で調べたら猫の好きな「マタタビ」と分かった。面白いものを見ることができた。これもご利益かも。

みなさんも羽黒山に参拝し、コロナで穢れた心身を清めてもらったら如何?

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いとりん気まぐれパトロール200612<番外編:水月公園>

 2020年6月12日(金)曇天。関西も梅雨に入ってジメジメした天気が続いている。昼から晴れ間が出たので我が家の庭の一部、水月公園に行ってみた。花菖蒲が真っ盛り。花見客もたくさん来ていた。6/13、14日は花菖蒲祭りの予定だったが今年はコロナのために中止となった。ま、雨上がりの花菖蒲を見てください。

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いとりん気まぐれパトロール200605<ウツギの山>

 2020年6月5日():晴れ。今箕面の山はウツギの白い花が花盛りだ。特に箕面ダム周辺はどこをみても白い花が楽しめる。今日はウグイス、ホトトギス、三光鳥の声を聞きながら箕面ダム湖を一周り、約1万歩。ハイカーも増えてきた。

 ウツギは童謡で「卯の花」と歌われるように珍しい花ではないが、自然のままに咲いているのは圧巻である。山では、ノイバラ、シャリンバイなども白い花を咲かせており、ミツバチを迷わせている。箕面ダムではアカメガシワやウラジロの若芽の勢いがよい。花ではないが、「ヒカゲノカズラ」や「Weeping love grass(ウィーピング・ラブ・グラス)(しのび泣く愛の草)」なども諸君を待っている。この「ヒカゲノカズラ」と「Weeping love grass」には抱腹絶倒の楽しい説明がつく。説明はブログには載せられない(企業秘密)。「気になる~~う」と言う方はイベント自粛が明けてからガイドを依頼してください。

写真は、ウツギ、ノイバラ、シャリンバイ、アカメガシワ、ウラジロ、ヒカゲノカズラ。

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いとりん気まぐれパトロール200522<天上ヶ岳・箕面ダム>

 2020年5月22日():晴れのち曇り。明日から緊急事態宣言が解除される!万歳!そこで今日はお客様の来訪に備え、天上ヶ岳に下見と清掃奉仕を兼ねてパトロールした。実は出発と帰着は政の茶屋で帰りは箕面ダム一周。ルートは政の茶屋⇒行者道⇒天上ヶ岳⇒行者道⇒箕面ダム右眼⇒箕面ダム左岸⇒政の茶屋。約10km、1万3千歩。

 行者道には一の坂、二の坂、三の坂とあるが2017年と2018年の台風で一番被害を受けたのが一の坂付近。倒木が当時のまま残っている。自然に腐るのを待つつもりらしい。この時期行者道には花らしい花は見かけない。

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帰路、方針変更して箕面ダムを一周することにした。ダム周囲にはいろいろの花が咲いていた。まず目に入ったのはピンクのタニウツギ。大日駐車場付近では咲き終わったが、ここでは満開だ! 箕面川の河川敷に大きなタニウツギの木を見つけた。最初見たときは、アレ?枝垂れ桜??と思ったが、よく見るとタニウツギだった。こんなに大きいタニウツギは今まで見たことがないし、先輩からの継承もない。すごいすごい。

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ダム堰堤の対岸あたりには黄色のジャケツイバラ(蛇結茨)が満開だった。規模では箕面山中一番だ。蛇結イバラの別名はカワラフジ(河原藤)で花言葉は「賢者」と言うそうだ。

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箕面ダムの周囲では、最近豪邸の生垣によく使われているベニカナメモチやアカメガシワ(赤芽柏)の芽が出始めた。(写真左と中央はベニカナメモチ、右はアカメガシワ)

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諸君! 自然の移ろいを見ないのは損な人生を歩んでいるということだよ。思い切って自然の中に飛び込んでみよう!!

 

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いとりん気まぐれパトロール200517<才ヶ原林道の花>

 2020年5月17日(日):曇りのち時々晴れ。今日は才ヶ原林道を北から南にパトロールした。ルートは、駅⇒瀧安寺⇒滝道⇒箕面大滝⇒政の茶屋⇒才ヶ原林道⇒才ヶ原池⇒風の杜⇒西江寺⇒駅。(約10km、1万6千歩。)

 今日は日曜日なので箕面大滝前のベンチは自粛疲れの観光客がたくさん来ていた。一目千本坂は輝く緑があふれている。美しいなあ。自粛疲れも吹っ飛んでしまう。

 大日駐車場が閉鎖されているため、雄滝付近から上流の政の茶屋に向かう車道の山側には観光客の車が密接駐車していた。8割は大阪、堺、なにわ、和泉などの大阪府ナンバーだが、残り2割は神戸、奈良、京都ナンバーだった。

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 大滝を過ぎ、大日P向いの箕面川沿いにジャケツ(蛇結)イバラが黄色い花をつけていた。このトゲは痛いぞ~~。バラのトゲよりはるかに痛い。

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 しばらく歩くとピンクの花が目に入ってきた。これはタニウツギ。百年橋の近くと才ヶ原林道の数カ所で咲いている。ちょっとホリの深いサクラとでも言おうか。

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 才ヶ原林道のあちこちに白いフジに似た花が咲いている。これはニセアカシア(和名:ハリエンジュ)で、日本には1873年に渡来したそうだ。用途は街路樹、公園樹、砂防・土止めに植栽、材は器具用等に用いられる。ニセアカシアは学名の種小名のPseudoacasiapseudo=よく似た、疑似の。acasia)を直訳したもの、という。生命力が強く、箕面の山にもアッと言う間に広がったと聞いている。

 ついでに紹介すると、石原裕次郎や西田佐知子の歌に出てくるアカシアはこのニセアカシアのことだそうだ。たとえば「~思い出はアカシア 別れの白い花~」という歌詞があるが、アカシアは白くない。本物のアカシアはミモザのような黄色い花である。

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 この時期、箕面山のあちこちには薄ピンク色のツツジが咲いている。これはモチツツジで、萼(ガク)の部分をつまむと餅のようにネバネバするのでモチツツジと言う。見かけたらちょっと触ってみると良い。

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 最後はようやく見つけたノダフジである。今年はフジの花を見かけないので知人に聴いたら、今年は雨が少なかったせいでフジの花は近年になかったほど花付きが悪かったようだ。中には咲きかけて途中で枯れてしまったものもあると聞いている。人間はコロナで大変だが、自然もなかなか大変である。

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